2007年 10月 01日
梨木(なしのき)神社 萩祭り (5)

 今回は萩まつりのラストです。

 地唄『たぬき』 が奉納されました。

   我はこのあたりに住む宮守にて候、
   毎夜毎夜このところへ古き狸がいて、神殿をあらすほどに、
   見つけ次第に討ち取らんと存ずる。
   お々見つけたぞ、見つけたぞ、鉄砲下し弾薬、火縄を付けて、狙い寄る、
   狸たまらずかさ、かさ、かさと這い出て、のふ暫く待ちたまえ、
   あの岩陰の森の内、男狸がおり申す、夫婦が仲が睦まじく、
   互いに変わるに変わらじと、言い交わしたる睦言を身持ちになって見も重く、
   それをお前に打たれては、腹なるわが子は闇から闇、
   どうぞ助けてたまわれと、手を合わしてぞ頼みける。
   宮守ともに泪ぐみ、人間畜生と異なれども忍愛のなげきかはらじと、鉄砲下し立ち上がれば、
   狸大きに悦んで命助かる御礼に、我妙たる腹鼓、
   只今聞かし申すべしと腹なでおろし座を組んで宮守ほとんど感じ入り、
   ちいちいぼうぼうの打分は、真の鼓に増さるべし、
   目出度、目出度目出度と笑うてこそ帰りけれ。


 ① 三絃替手 戸波有香子さん
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 ② 三絃本手 岡崎知夫さん
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③ お2人の息もぴったりで、たぬきの雰囲気がよく出ていました。
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 ④この後、市川小夜子さんの箏独奏 「鳥のように」が演奏されたそうですが
  私は席をはずしたために残念ながら聞く事ができませんでした。
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 ⑤ その代わり、上方舞を舞ってくださった吉村桂充さんとたまたまお会いしたので、
   写真を1枚撮らせていただきました。とても素敵な方ですね。
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 ⑥ 着物を着替えてらしたと思っておりましたら、もう一曲、披露してくださいました。
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   舞 吉村桂充さん 三絃 戸波有香子さんによる「八島」です。
 能「八島」を題材にしてあり 
平家物語の巻十一「弓流し」から、屋島の戦いにおける義経主従の活躍と
 修羅道におちた武将の苦しみを描いたもの
        
Wikipediaより)だそうです。

 ⑦  『袖の露』は女性らしい舞でしたが、こちらは男性らしい、きびきびとした舞となっていました。
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 ⑧ 見事に義経を演じきられた吉村桂充さんの素晴らしい舞に心よりお礼申し上げます。
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 ⑨ 萩まつりは日本の伝統芸を間近に触れることができて、本当に楽しいものでした。
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 今回もたくさん見てくださって、ありがとうございましたm(__)m



 
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by maronn-05 | 2007-10-01 22:00 | 祭り/行事


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